背中ニキビをミョウバン水で治す方法!その効果は?
なかなか治らない背中ニキビ。
服と常に接触している部分でケアが難しい部分でもありますよね。
しかもつい無意識にかきむしるので、治っては出来ての繰り返しです...
今回はそんな背中にニキビに効果があるとされている"ミョウバン水"についてまとめてみました!
ミョウバン水って何?
そしてミョウバンとは漬物などを作るときに使われる食品添加物です。
スーパーや薬局・100均などでも手軽に買えて、お値段も安く色々な場面で重宝されています。
ミョウバン水の効果
ミョウバンには大きく分けて
・収斂(しゅうれん)作用 ・制汗作用 ・殺菌作用
の3つの作用があります。
収斂作用
簡単にいうと、引き締め作用のことです。
お肌を形成しているたんぱく質を変性させて、しっかり保護&すべすべにしてくれる効果があります。
お肌のバリア機能が高まることで、強い肌を作ってくれるんですね。
殺菌作用
ミョウバンは水に溶けると"酸性"になります。
この酸が殺菌効果をもたらしてくれるというわけです。
さすがにミョウバン水だけでは皮膚の奥にいる菌までは殺菌できませんが、皮膚表面にいるニキビの大敵、アクネ菌などをやっつけてくれる効果があるようです。
制汗作用
発汗をとめる!というような科学的根拠は無いようですが、ミョウバン水はデオドランドとしても幅広く使われています。
臭いや雑菌などを防ぐ効果があるので制汗剤にも適しているそう。
よくワキガへの対策としてもこのミョウバン水が使われています。
背中ニキビへの効果は?
気になるのはその効果。実際に使った人の感想などを見てみると
"背中にきびが薄くなってきた" "白ニキビが消えた!" "新しいニキビが出来なくなった"
などなど効果を実感している人が多くいるようです。
しかし、その反面で全く効果がなかった...という人も。
ここで気を付けたいのは、ミョウバン水の効果はあくまでも”殺菌”であり、炎症を治すものではないということ。
ニキビを治す!という直接的なものではなく、ニキビ予防や肌を清潔な状態に保つ、という役割であることを覚えておくことが大切です。
酷い炎症を起こしている場合などは、まずは皮膚科に行くことをお勧めします。
ミョウバン水の作り方
まずは、500mlのペットボトルサイズの大きさからミョウバン水を作ってみましょう。
用意するもの
・500mlの空のペットボトル ・焼きミョウバン(20gほど) ・水(水道水でOK)
ミョウバン水を作る際に気を付けたいのはミネラルウォーターを使わないこと!
ミネラルウォーターの方が清潔な気もしますが、ミネラルウォーターには塩素が入っておらず腐りやすいので、水道水を使ってください。
作り方はとっても簡単! 用意した焼きミョウバンと水をペットボトルに入れて振るだけです。
最初はミョウバンが溶けずに浮いていますが、1~3日すれば完全に溶けますので涼しい場所で保管してください。
作りかたがイメージしにくい方はこちらの動画を参考にどうぞ!
ミョウバン水の使い方
ミョウバン水が出来上がったら、さっそく使ってみましょう!
スプレーボトルで使用する
スプレーボトルに入れてお風呂上りなどに背中に吹き付けると、背中ニキビに効果的です。
作ったミョウバン水を10倍ほど薄めて 背中に吹き付けて優しく拭き取ってあげましょう。
ここで大切なのは、後ほど説明しますがミョウバン水を使ったあとの保湿です。
ミョウバン水を背中に使用した後は必ず、保湿クリームを使用するようにしましょう。
ミョウバン風呂
いちいち吹き付けるのめんどくさーい!という人はミョウバン風呂がオススメです。
ミョウバン水を30cc~50ccほど入れて、ミョウバン風呂にしてしまいましょう。
ミョウバンの殺菌作用でニキビやワキガなどに効果抜群です。
合わせ技で、10円玉を20枚ほどいれると効果がアップするらしいですが後処理がめんどくさすぎるので私はやりません(笑)
ミョウバン水につかった後は、シャワーで身体を流さない方が効果が出やすいみたいですね。
ミョウバン水の注意点
身体にうれしいことがたくさんのミョウバン水ですが、注意点があります。
それは、ミョウバン水を使うとかなり乾燥するということです。
ミョウバンは殺菌性がかなり強いので、とても乾燥してしまうのです。
背中ニキビの治療にかかせないのは"保湿"なので、これはかなり危険。
ミョウバン水は保湿クリームと併せて使用することがかなり重要です。
基本的に市販の保湿クリームでも良いと思いますが、徹底的に治したい!という方は背中ニキビ専用の保湿クリームもオススメ。
ミョウバン水+保湿クリームの合わせ技でつるつるの美人背中を目指しましょう!